Column

お役立ちコラム

ピラティスの消費カロリーはどれくらい?体型変化・痩せるためのポイントを徹底解説!

2024.07.09

ピラティスの消費カロリーは、他の激しい運動と比べると少ないといわれています。しかし、多くの人がダイエットに取り入れています。この記事では、そもそもピラティスはどんな運動なのかについて説明し、消費できる具体的なカロリーと、姿勢の改善や痩せるために必要なポイントについて解説します。

そもそもピラティスとは?運動が苦手な人でもできる?

ピラティスとは、もともとリハビリに使用していた身体機能回復のための運動を、エクササイズに発展させたものです。
そのため、身体的な不安がある人や運動の苦手な人でも比較的簡単に取り入れられる運動として知られています。
日本においては、男性と比較して筋肉量の少ない女性を中心に広がっていきました。
負荷の少ない軽めの運動をゆったりと行うことで、身体機能の強化や柔軟、姿勢の改善など様々な効果を得られます。
故障のリスクも低いため、多くの人が気軽に始められる運動です。

※関連リンク:ピラティスとは?向いているのはこんな人!種類やヨガとの違いまで解説!

ピラティスの消費カロリーはどれくらい?

ピラティスの消費カロリーは1時間で100〜200kcalほどといわれており、食べ物に例えるならご飯茶碗軽く1杯分のカロリーを消費可能です。
基本的に、体重が重い人の方がピラティスで消費できるカロリーは高くなります。

ピラティスとヨガの消費カロリーの違いは?

ヨガとピラティスは、どちらも緩やかに身体を動かすもので、ポーズも似ているため比較されることがあります。
ピラティスのエクササイズの一部はヨガを参考にして作られているため、共通する点も多いのです。
どちらを学ぼうか悩んでいる人にとっては「どっちの方が痩せる?」ということも気になるポイントです。
実際にはピラティスの方がやや消費カロリーは高いものの、ほとんど差はありません。
ピラティスはインナーマッスルの強化や姿勢の改善、身体機能の回復などフィジカルに焦点を置くのに対し、ヨガは自律神経を整え、メンタルを安定させることを目的としています。
ダイエット効果はどちらも同程度なため、自分の目的に合わせて選択すると良いでしょう。

ピラティスだけで痩せることはできる?

結論からいうと、ピラティスだけで痩せることはできません。
ピラティスで消費できるカロリーはあまり多くなく、つい食べ過ぎる人は太ってしまうこともあります。
そのため、ダイエットを目的にするならカロリーコントロールや生活習慣の改善も併用する必要があるのです。
「ではピラティスをやる意味は何なのか?」と思う人もいるかもしれませんが、ピラティスに取り組むことで体型改善に期待できます。
なぜ消費カロリーが少ないのに体型が変わるのか?については次章で詳しく解説します。

ピラティスで体型が変わるのはどうして?


運動強度が低く消費カロリーも多くないピラティスですが、正しく取り組むことで体型改善が期待できます。
なぜピラティスで体型が変わるのかについて見ていきましょう。

インナーマッスルを鍛えられる

人間の身体には、上腕二頭筋や腹直筋といった外から見えるアウターマッスルと、身体の内側にあるインナーマッスルの2種類が備わっています。
インナーマッスルは普段の生活で強化することが難しく、衰えやすいという特徴を持っています。
ピラティスでは、主にインナーマッスルを鍛えることを目的としています。普段鍛えられない筋肉が増えることで全身の代謝がよくなり、結果的にスタイルもよくなるのです。

姿勢がよくなる

インナーマッスルは姿勢の維持にも関係しており、鍛えることで姿勢の改善も可能です。
さらにピラティスには、関節の位置を整え、固まった筋肉をほぐす効果も期待できます。
デスクワークや座りっぱなしの生活が続くと、関節の歪みや筋肉が固くなり、背中が丸まって少しずつ姿勢が悪くなってしまいます。
全身を動かすピラティスは、生活習慣によって崩れた姿勢の改善にも効果的です。

習慣にしやすい

ピラティスは短時間でできる運動で、慣れれば自宅でも行えます。
1回あたり5〜10分から取り組めるため、気軽に生活に取り入れられ、運動を習慣化させやすくなります。
定期的に運動を取り入れることで、太りにくい生活習慣を身につけることが可能です。

精神が整う

ピラティスのような軽めの運動には、自律神経を整えメンタルを安定させる効果があるといわれています。
精神面が安定することで、空腹によるストレスを抑えられ突発的な過食が予防でき、結果的にダイエットが成功しやすくなるのです。

ピラティスで体型が変わる人の共通点とは?

ピラティスを始めて、実際に体型が変わっていく人には共通点があります。

継続している

ピラティスで体型が変わる人は、必ず運動を継続しています。
一度の消費カロリーは低いものの、毎日取り入れることで長期的に見れば大きなカロリー消費につながります。
1kg痩せるのにはだいたい7000kcalを消費する必要がありますが、例えば1日1時間ピラティスに取り組めば1カ月少々で消費可能です。
また食事によるカロリーコントロールと併用すれば、さらに早く結果が表れるでしょう。

いつも姿勢に注意している

ピラティスは姿勢改善にも効果が見込めますが、一度レッスンを受ければ全てが改善されるわけではありません。改善された姿勢は、時間がたてばまた元に戻ってしまいます。
そのため、毎日の生活の中でも意識的に姿勢をよく保とうとし、ピラティスで改善された良い姿勢を持続することが大切です。
ピラティスを続けながら普段の生活でも意識することで、少しずつ正しい姿勢を身につけていけます。

しっかりとしたレッスンを受けている

ピラティス初心者のうちは、しっかりとしたレッスンを受けましょう。
写真や本、動画も良い教材ではありますが、どうしても分からない部分が出てくることがあります。
またピラティスはリスクの少ない運動ですが、誤った方法で行うとけがの原因になるため、慣れていないうちは指導を受けることをおすすめします。
長くピラティスを続けている人も、定期的にポーズや姿勢を誰かにチェックしてもらうことが大切です。
一人で続けているとクセがついてしまうこともあるため、客観的な視点を取り入れるようにしましょう。

ピラティスで効果的に痩せるためのポイント

ピラティスで痩せるためには、その他の生活習慣を取り入れることが効果的です。

食事管理を取り入れる

ピラティスは消費カロリーが少ないため、ダイエットのためには食事でカロリーを管理することが大切です。
年齢と生活習慣に合わせて必要なだけカロリーを摂取し、食べ過ぎないことで減量を目指します。
活動量によって変わりますが、成人女性が必要なカロリーは1日で2000kcal前後です。
ただし過度に食事制限すると、代謝が落ちてかえって太りやすくなってしまいます。
ビタミンやミネラル、タンパク質を積極的にとり、栄養管理にも注意して行いましょう。

筋力トレーニングと併用する

代謝をあげて痩せやすい身体を作るには、大きな筋肉を鍛えることが効果的です。
ピラティスは全身の小さなインナーマッスルを鍛え代謝を上げますが、同時に大きな筋肉、いわゆるアウターマッスルを鍛えることで脂肪燃焼効果がより高まります。
週に1回程度の筋力トレーニングを取り入れ、筋肉を強化しましょう。
ただし強度が高いため、けがに注意して体調に合わせて行うようにします。

生活習慣を振り返る

生活習慣が乱れると、自律神経に影響を与え効果的にダイエットできないこともあります。
また過食にもつながるため、ストレスをためがちな人も注意が必要です。
ストレス解消には、必要な栄養をとることやゆっくりとした入浴、長めの睡眠などが効果的です。
ピラティス自体にもストレス解消効果があるため、最近イライラするという人はぜひ取り組んでみてください。

マシンピラティスを始めるならKASANE

Pilates KASANE は4名以下の少人数レッスンを中心としたマシンピラティススタジオです。お客様1人1人に寄り添ったレッスンが特長で、ピラティスの基礎を丁寧に学びながら継続していただくことで、身体の変化を実感することができます。ピラティスの基本であり、最も重要な 「呼吸」「骨盤」「背骨」それぞれにフォーカスした基礎レッスンから、流れるように全身を動かしていくレッスン、身体のお悩み別のレッスンなど、幅広いプログラムをご用意しています。
今なら50分の基礎レッスンを受けられる無料体験レッスンを実施中です。マシンピラティスに興味をもった方は、ぜひ一度 KASANE で体験してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ピラティスで消費できるカロリーは、その他の激しい運動に比べると少なく、ダイエット効果もあまり高くありません。
しかしけがや故障のリスクが少なく、短時間から誰でも始められるのが特徴です。
続けることで全身の筋肉が強化されて代謝アップや姿勢の改善を目指せるため、少しの時間だけでも毎日の生活習慣に取り入れるのがおすすめです。
さらにダイエット効果を高めるためなら、食事の管理や他の運動も取り入れると効果的です。

新着記事

初回体験レッスン今すぐ予約する初回体験レッスン今すぐ予約する